双眼鏡の買取|光学機器を高く売るには

光学機器(双眼鏡)

  • まずはじめに

    • プロローグ
    •                                
  • 光学機器(双眼鏡)とは

    • (1)双眼鏡の歴史
    • (2)フィールドスコープと双眼鏡の違い
    • (3)機能や性能について
    •                                
  • 光学機器(双眼鏡)の売買について

    • (1)双眼鏡の種類について
    • (2)買取に必要な準備はあるの?
  • まとめ

    • 最後に

1、まずはじめに

プロローグ

 スポーツ観戦に来たけれど選手たちが遠すぎてよくわからない、なんて思いをしたことはありませんか? またピクニックや登山、キャンプなどのシーンでも同じ思いをした人がいるのではないでしょうか。と、そんな方々のニーズに応えて誕生したのが双眼鏡です。おそらく双眼鏡と聞いてイメージされる方はただの望遠レンズと思われることでしょう。ですが、古い歴史を持つ双眼鏡は現代の技術の発達によって今はデジタル式などが誕生しています。そしてこの双眼鏡には各シーンに適したモデルもございます。ではそんな光学機器シリーズの中のひとつ(双眼鏡)について軽くご紹介していきます。

2、光学機器(双眼鏡)とは

双眼鏡とは同じ方向を指す2つの望遠鏡が並んで配置されたものであり、遠くの物体を見るときに両目(双眼視)を使用できます。動物・風景鑑賞にスポーツ観戦、コンサート観劇や天体観測、レスキュー目的や軍事用などのさまざまなシーンにて用いられています。

(1)双眼鏡の歴史

双眼鏡は1800年代に登場したとされています。いわゆるガリレオ式双眼鏡といわれるもので望遠鏡を2つ並べたものです。それからしてリレーレンズ式(*対物・対眼レンズとも凸レンズ)やポロプリズム式(*対物・対眼レンズとも凸レンズ)などが登場した。

(2)フィールドスコープと双眼鏡の違い

(*傾斜型フィールドスコープ)

両目でのぞき込むのは双眼鏡でるのに対し、フィールドスコープは望遠鏡の一種で単眼鏡ともいわれています。望遠鏡には天体望遠鏡と地上望遠鏡があり、フィールドスコープは地上望遠鏡に分類されています。地上望遠鏡は遠くを鮮明に見ることができ、おもに三脚などに固定。また倍率が高いため野生動物の観察などに使用されています。さらにフィールドスコープには傾斜型と呼ばれる機種があり、接眼レンズを斜め上からのぞき込める形状のため、高所や地面に近い場所などの使用に適しています。そのほか双眼鏡とフィールドスコープの違いを挙げると、それはは視野の立体感と距離感になります。

(3)機能や性能について

双眼鏡には【ガリレオ式】【ポロプリズム式】【ダハプリズム式】などに部類できます。まずガリレオ式については内部にプリズムを必要としないシンプルなタイプです。そのためコンパクトで軽量ですが倍率は低く視野あはあまり広くはありません。内部にプリズムを必要とするポロプリズム式、ダハプリズム式では倍率が高いものが幅広くあり、より実用的な製品といえるでしょう。またこの2つはプリズムの形状に違いがあり、前者に比べて後者は複数プリズムを必要としないため、ダハプリズム式はコンパクトなものが多いです。下の図では構成や、機種、適応するシーンについて解説します。

構成機種適したシーン・特徴
  • ガリレオ式
  • オペラグラスなど
  • 古くはコンサートや観劇用として・倍率は低い
  • ガリレオ式
  • 星座観察用
  • 星空の観察向き・口径が大きいため星の光を集めやすい
  • ポロ・ダハプリズム式
  • 一般の双眼鏡
  • さまざまなシーンに適応する・倍率が高い
  • ポロ・ダハプリズム式
  • 防水双眼鏡
  • 悪天候などの使用に適応・完全防水設計
  • ポリプリズム式
  • フィールドスコープ(単眼)
  • 遠距離のバードウォッチングなど・三脚とのセットが基本
  • 3、光学機器(双眼鏡)の売買について

    (1)双眼鏡の種類について

    プリズム式の双眼鏡

    一般的な双眼鏡。倍率の高いものから、臨場感を重視した広角双眼鏡などがある。

    デジタル双眼鏡

    録画ができる双眼鏡。デジタルズームは高倍率だが画像は荒れる。場所によっては持込みできない。

    防水双眼鏡

    雨、船上など湿度の高い場所で使用可能。水深1mに5分間浸かっていても影響のないものもある。

        

    オペラグラス

    ガリレオ式・倍率は低いものの、小型で軽量。安いものだと100円均一の商品がある。

    星座観察用・双眼鏡

    ガリレオ式・光を集めるために口径が大きい。倍率も通常の双眼鏡に比べて開放感がある。

    フィールドスコープ

    デジタルカメラを併せて使用すればコリメート撮影が可能。遠くの小さな被写体を撮影できる。

        

    光学機器(双眼鏡)の市場価値

    価格は性能によってまちまちです。プリズムを持たないガリレオ式は安いオペラグラスなどでは100円均一で売られています。一方でプリズムを持つ双眼鏡タイプやデジタル双眼鏡でも、安いものでは1万円と比較的お安くお買い求めできます。尚、倍率の性能でにおいては5倍以下で一万円未満がほどんどで、16倍以上の性能になると10万円を超えるモデルが販売されています。またメーカー別に比較すると、ケンコーやビクセンなどは安価で性能の良いものが多く販売されており、光学レンズなどを専門で扱うニコン、キャノン、ソニー、オリンパス、などは高級双眼鏡と位置付けられているためお値段も高額です。さらに海外メーカーのライカやカールツァイスの双眼鏡にもなると50万円を超えるものまで販売されています。

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    (2)買取に必要な準備はあるの?

    双眼鏡の保管は【防湿庫】がおススメです。
    カメラのレンズ同様に湿度の高い場所などで保管した場合、レンズにカビ・クモリなどが発生します。またプリズム式では腐食が起きることもあります。状態が悪い場合、買取ができないこともございます。状態などが気になる際は弊社にご相談ください。またデジタル双眼鏡などの使用後は電池をかならず抜きましょう。電池を入れたまま長期の保管をした際、バッテリーの劣化により液漏れ現象が起きることがございます。弊社では液漏れの影響で電源が点かないものはお買取りができません。保管にはご注意ください。
    カメレオンクラブ+スペースブキヤではお客様の大事なお品物を一点、一点、査定いたします。光学機器(双眼鏡)を整理されたいときはお気軽にお問い合わせください。

    4、まとめ

    最後に

    いかがでしたでしょうか。簡単にでしたが今回は光学機器の中のひとつ、双眼鏡についてご紹介させていただきました。もし興味を持っていただけたら旅やお散歩のお供にしてみてはいかがでしょうか。またはフィールドスコープや原点の望遠鏡などで天体観測してみるのも面白いと思います。
    カメレオンクラブ+スペースブキヤでは販売はもちろんのこと、お客様の大事な光学機器(暗視装置)をお買取りしております。興味があれば是非ともお問い合わせください。