ELCAN Specter DR 1-4x5.56 NATO DFOV14-T1S滅多に入ってこない超レアな実物品の光学機器
こちらの記事は
2021年10月21日にアップロードされた動画と同内容になります
動画で視聴するかたはこちらから御覧ください
中古買取店をしていると、時折慣れたスタッフでも驚くようなレア物が入ってくることがあります。
今回はその中でも「ELCAN Specter DR(実物品)1-4×5.56NATO DFOV14-T1S」をご紹介。
外観から仕様、性能、さらには気になるお値段までチェックしていきます。
スタッフも緊張のレアもの
ちょっとかなりレア物なので…これから触るのも緊張してます。
手袋とかもして見ていきたいと思います!
ご紹介するのはELCAN Specter DR 1-4×5.56NATO DFOV14-T1Sの実物品。
ELCANとは?
Raytheon ELCAN Optical Technologiesは長い歴史を持つ有名な精密光学機器ブランドの一つ。
元はライカのカメラ製品・レンズを製造していたが、その後ヒューズ・エアクラフト社など米軍との契約で軍需産業へ参入する。
今回お買取したこちらの商品は説明書やキルフラッシュもついている実物品で、状態も良いものになります。
エルカン製のスペクターDRというのは基本的に常に近接と遠距離両方に対応したスコープになっていて、簡単にレバーでレンズの入れ替えや倍率を切り替えることができます。
その手軽さからユーザーには高評価を受けていました。
外観・サイズを見ていきます
ARMS(アームズ)のマウントが付いており、刻印もしっかりとあるような状態。
レンズと上の方にはサイトが各種ついていて、1倍と4倍を切り替えられるレバーもついていました。
長さはだいたい153mm、幅が71mm、高さが72mmほどのサイズ感となっています。
パっと見の印象すごく大きいイメージがあります
実際に使う時どうなんだろうというのが結構気になりますね!
重さはどんな感じでしょう
実際に測ってみましょうか
実際に測ってみた重さは約618gとちょっとしたハンドガンタイプほどの重さがあります。
重いと実戦に対して不利と思われがちですが、重い分マウントや外観の質感がしっかりとしています。
衝撃に強く、多少の落下などにも耐性があるような作りになっていました。
倍率の切り替えはどんな感じ?
ELCAN Specter DRの切り替えは簡単で、本体下部のレバーを左右にスライドして切り替えるだけで1倍と4倍を素早く切り替えることができます。
ドット機能もついており、電池(CR2032)を入れることで点灯させて使用できます。
こちらもレティクル全体が光るような状態のモードと、中心のドットが光るようなモードで切り替えられるような状態になっていました。
またこれ自体にフロントサイトとリアサイトがついているので、例えばレンズが壊れてしまったといった場合でも対象物を狙い撃つことができるという機能性もあります。
気になる想定売価は…
スペースブキヤでの中古販売価格はだいたい25万円以上から(264,000税込:2021年10月当時の価格)というところ。
正規代理店で販売されていることもあり市場に出回ることもある逸品ではありますが、輸入のタイミングなどによっては品切れしていることも多い商品です。
当店に中古で入ってきたのは初めてで、スタッフ自身も今回はじめて触らせていただきました。
レプリカ品はよく見ますが、実物品を見るのは本当に初めて…改めて緊張してます
実物とレプリカ、実際どっちが人気?
基本的にレプリカなどだと大体倍率というのがお飾り程度のものだったりするんですが、こちらのレプリカ商品は倍率が同じように切り替えられます。
実際手にして見てみただけでは正直違いがわからないという印象。
これを使用して比べてみたときにどれくらい違いがあるのでしょうか。
次回実際に比べてみます、どれくらい違いがあるのか楽しみですね